Lightroom classic CCのかすみの除去の使い方(基本補正)
風景写真を撮影して、確認をしたら白いモヤがうっすらと掛かっている写真になってしまった経験って結構あると思います。
せっかく、思い出に撮った写真が現像するときにモヤが掛かっていたら気持ちもモヤモヤしてしまいますよね('ω')
モヤが原因でモヤモヤする…ってりきまるさんが言ってました。
その「かすみ」や「モヤ」を消し去ってクッキリとした写真へ編集できる機能があります。
その名も「かすみの除去」です。
名前通りですね('ω')
最近は、りきまるさんの写真ばかりを撮っているので縁はないんです。
ただ、りきまるさんの写真でも露出が高くなりすぎた場合に、「露光量」と合わせて使ったりもします。
かすみの除去
かすみ、もやとは?
赤丸の範囲が「かすみ」「モヤ」が掛かってしまっているエリアになります。
近い景色よりも、遠くの景色にモヤが発生します。
光がレンズを通ってセンサーにたどり着くまでに、色々な現象が起きて発生してしまうのだと思います。
この写真の「かすみ」「もや」を編集してあげると…
かすんだ箇所のコントラストが蘇りました。
使い方
マイナス補正で、「かすみ」「モヤ」を意図的に出すことができます。
上がマイナス補正前で、下がマイナス補正後です。
上半分に比べて、かなり白いモヤが発生してしまったことがわかります。
プラス補正で、「かすみ」「モヤ」を除去、または軽減させることができます。
違いがハッキリとわかります。
プラス補正をすることで、コントラストと彩度が同時に底上げされます。
コントラストを補正しているので、プラスの場合は若干暗くなります。
彩度も上がるので、全体的に際立った写真へと仕上げることができます。
使用時のポイント
かすみの除去は簡単に補正を掛けられる反面、補正しすぎると写真の色が濃くなり不自然な写真になります。
かすみの除去後の補正をする
この写真は、かすみの除去(+50)に調整しています。
見てわかるように、色が濃くなりすぎて不自然な写真になります。
後ろの色がうるさく感じます。
どうすればいいのか?
- ハイライトで明るい部分の補正を掛けてあげる。
- 彩度をマイナス補正にして、濃い色相を調整する。
- コントラストを低くして全体の明暗部と輝度部の補正をする。
などがあります。
っで、補正後の補正を掛けた写真がこちら。
後ろの色のうるささが軽減されています。(若干ですが('ω'))
まとめ
かすみの除去は、ポートレートの写真にはあまり使わない気がします。
たまに使うかなぁってぐらいです。
星景写真・風景写真の編集にオススメ
この写真を…
こんな写真へ仕上げることも可能です。
星空の撮影になると、モヤが掛かった写真になりがちなので「かすみの除去」を使用して編集しています。
かすみがなくなって綺麗な星空の写真へと仕上げることができます。
っというように、風景や星空の写真編集には欠かせない機能となっています。
私は星空を写真に収めるのが趣味でカメラを始めたので、この機能には大変助かっています。
ってことで、今回はこの辺で…
ばいばいぃ('ω')