Lightroomのトーンカーブで力丸さんに「フェード」をかけてみる。
トーンカーブで「フェード」を作ってみる。
今回はこの写真を使用しまーす。りきまるさんお願いします('ω')
トーンカーブの基本的な使い方
写真全体の明るさを調整する
真ん中にポイントを当てて斜線を引き上げていくと、写真全体が明るく表現される。
逆に引き下げると写真全体が暗く表現される。
ハイライト部分の明るさを調整する
左側の斜線にポイントを当てて引き上げると写真の暗い箇所を中心に明るくなる。
逆に引き下げると暗い箇所を中心により暗くなっていく。
トーンカーブの編集時のポイント(自分流)
全体的に明るさを調整することが大事なので、暗い箇所(左側)の斜線を底上げして明るさを調整した方がベストだと思う。
トーンカーブでフェード効果を付ける
フェード:フィルムカメラのような色あせた写真に仕上げることができます。
スマホのお手軽写真編集アプリなどである『フェード』のような効果を、このトーンカーブのみを使用して作ることが可能
ハイライト部分は引き下げ・シャドウ部分は引き上げ
1.明るい箇所(右側)の斜線の端を引き下げる
2.暗い箇所(左側)の斜線の端を引き上げる
※この処理のみだけでは、ただのコントラストの低い、いわゆる「眠たい写真」になってしまう。
トーンカーブの斜線をS字のような曲線にする
3.明るい箇所(右側)の斜線上を引き上げさせる。
引き上げることで眠たい写真を起こしてあげる処理をします。
※ただ起こしてあげるだけでは、ただの明るい白飛びした写真のようになってしまいます。
4.暗い箇所(左側)の斜線上を引き下げてあげる
引き下げてあげることで、白飛びした箇所を自然な明るさに調整することが可能
左がS字にする前。右がS字にした後の写真。
眠たい写真が起きましたね。
もう少し雰囲気を出してあげる
これだけでも印象深い雰囲気のある写真に編集できますが、ニュートラルな印象なので色を被らせてあげます。
チャンネル指定で各色の調整をする
トーンカーブにはチャンネルがあります。
- RGB
- レッド
- グリーン
- ブルー
今回はブルーのみを調整します。
6.ハイライト(右側)の斜線の端を引き下げます。ほんの少し。
7.シャドウ(左側)の斜線の端を引き上げます。ほんの少し。
ってことで、これだけで写真の雰囲気を出すことができます。
スマホのアプリなどでは、すべてを自動で処理しています。
手軽に編集できるのが良いところなんですけどねぇ。痒い所に手が届くのが編集ソフトのいいところですね。
一長一短だと思うので、上手に使い分けて編集ライフを送りましょう。
写真は編集することで、写真そのものの良さを引き上げることができるので自動でもいいので編集してあげることをオススメします。
時代は編集の時代ですからねぇ。りきまるさん。
じゃあ、ばいばいぃ('ω')